私はどちらかと言うと、一人でいることが好きでした。
何か?生きづらさも感じて生きてきたように思います。
ただ絶対に一人では生きていけないことも知っていました。
振り返るといっぱい迷惑をかけてきましたし、いろんな方の支援や応援をいただいて生かされてきました。
だからこそ、何かできることはないだろうか?と考えるようになりました。それは今も考えています。
ひょんなことから、視覚障がい者の方の同行援護や知的障がい者の方の移動援護や、知的障がい者の方の移動支援に関わらせていただくことになり、気づくことが多くありました。
みんな不便を感じながらも生きている。何らか支えながら生きている。
支援するとか、支援されるとかではなく、支え合いながら生きているんだなと実感できました。
『ミーツ・ザ・福祉』の実行委員会の端くれとして参加できて、さらにその思いが強くなりました。
健常者の方も、障がいを持っていると言われている方も、福祉に関わっている方も、そうでない方も共通目標に向かって準備する中で、お互いの優しさを持ち寄れた気がします。
心のバリアフリー化が進んだように思います。
一方的な発信ではなく、いろんな立場を超えて、協力できて当日を迎えることができそうです。
知ることは、気づきを起し、それが思いやりにつながると信じています。
11月11日、出会えることを願っています。
(文・山﨑憲一)